抜け毛・薄毛を防ぐ正しいシャンプー方法 | うららかリズム

抜け毛を防ぐ正しいシャンプー方法

シャンプーによる毎日の洗髪は、髪を健康に保つためにとても大切です。頭皮の余分な皮脂や髪についたヘアスタイリング剤を落とし、頭皮と髪を清潔に保つのがシャンプーの役割です。

しかし誤ったシャンプー方法を続けていると、抜け毛や薄毛を引き起こしてしまうこともあります。そこで今回は、抜け毛・薄毛を防ぐ正しいシャンプー方法をご紹介します。

抜け毛・薄毛とシャンプーの関係

シャンプーの効果

女性の抜け毛・薄毛の主な原因はホルモンバランスの乱れで、特に更年期以降に進行しやすいといわれています。

40代以降の更年期を迎えると、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の分泌量が急激に減少します。それによりホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが優位になることで、抜け毛・薄毛を起こしやすくなってしまうのです。

女性の薄毛症状にはいくつか種類があり、頭皮のトラブルによって起こるものもあります。頭皮は髪の土台となるものなので、頭皮が炎症を起こすと健康な髪が育たなくなってしまいます。頭皮環境を整えるために大切なのが、毎日の洗髪です。

シャンプーには頭皮と髪の汚れを落とすだけでなく、頭皮の血行を促進するという効果もあります。髪が成長するために必要な栄養は、血液と一緒に頭皮に運ばれます。頭皮の血行がよくなると栄養をスムーズに運べるため、髪の成長促進につながります。

コンディショナー(リンス)・トリートメントの役割

コンディショナー・リンス・トリートメントの役割

シャンプーの後に使用するコンディショナー(リンス)やトリートメントは、頭皮ではなく髪を美しく保つためのものです。

コンディショナーやリンスは、シャンプーの後につけることで、きしんだ髪に艶を与える効果があります。特に洗浄力の強いシャンプーを使用した後は、髪がきしんでパサつきやすくなります。コンディショナーやリンスは髪の表面のキューティクルを保護し、熱などの外部の刺激から髪を守る働きをします。

トリートメントは、髪の内側に栄養成分を届けることでダメージを修復する働きがあります。髪のダメージを補修するだけでなく、うねりやハネを抑えたり、髪質の改善にも効果が期待できます。

コンディショナーやリンス、トリートメントは髪を美しく見せてくれるものですが、頭皮についてしまうと毛穴の詰まりを起こしてしまうことがあります。なるべく頭皮につかないように、毛先を中心に髪になじませるようにしてください。

コンディショナー(リンス)とトリートメントを同時に使用する際は、シャンプー→トリートメント→コンディショナー(リンス)の順で使用しましょう。

シャンプーの効果を高める下準備

シャンプー前の下準備

入浴前に簡単な下準備をしておくと、シャンプーの効果をより高めることができます。抜け毛・薄毛が気になる女性におすすめしたいのが、ブラッシング・頭皮マッサージ・オイルクレンジングの3点です。

ブラッシング

ブラッシング

洗髪前のブラッシングは髪についた埃を落とし、シャンプーの泡立ちをよくしたり、有効成分を浸透しやすくしたりする効果があります。方法はとても簡単で、入浴前、髪が乾いている状態でブラッシングをするだけです。絡んだ髪をときほぐすことで、洗髪時の抜け毛・切れ毛予防につながります。

ブラッシングをする際におすすめのアイテムが、マッサージ効果のある粗めのブラシです。粗めのブラシは絡んだ髪をほぐしやすく、さらに頭皮をマッサージすることで血行促進効果を期待できます。根元から毛先に向かって、優しく髪をブラッシングしましょう。

頭皮マッサージ(スカルプマッサージ)

頭皮マッサージ

頭皮マッサージ(スカルプマッサージ)は頭皮の血行促進に有効です。入浴前に指の腹で頭皮をトントン叩いたり、頭皮を揉むように優しく動かすことで、堅くなった頭皮を柔らかくします。

頭皮が柔らかくなるとシャンプーで汚れや余分な皮脂を落としやすくなります。入浴前、3分間を目安に行いましょう。

オイルクレンジング

オイルクレンジング

頭皮に溜まった余分な皮脂を落とすなら、オイルによる頭皮クレンジングが有効です。毛穴を開いて不要な汚れを浮かすことでシャンプーの効果を高め、頭皮を清潔に保つことができます。

オイルクレンジングは、入浴前の髪や頭皮が渇いた状態で行います。軽く髪をブラッシングしたら、頭皮に直接オイルを付けて、優しく揉むようにマッサージしましょう。

頭皮にオイルを塗ることに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、オイルを皮脂と馴染ませることで、シャンプーだけでは落とし切れない余分な皮脂を落とすことができます。また、頭皮の乾燥を防ぐというメリットもあります。ぜひ週1~2回のスペシャルケアとして取り入れてみてください。

予備洗いで余計な汚れを落とす

シャンプー前の予備洗い

髪を洗うときは、シャンプーの前にお湯で予備洗いをしましょう。ぬるめのお湯で1~2分予備洗いを行うことで、髪や頭皮についた汚れを落とすことができます。

髪の汚れは、入浴前のブラッシングと予備洗いだけで8割は落とすことができるといわれています。毛穴を開いて汚れを浮かび上がらせることで、シャンプーだけで洗うよりも汚れを落としやすくなります。さらに髪にたっぷり水分を与えておくことで、シャンプーの泡立ちがよくなるというメリットもあります。

ロングヘアの方は少し長めに2~3分かけて予備洗いを行うといいでしょう。毛先だけでなく、頭皮までしっかり水分を浸透させるのがポイントです。

お湯の温度は少しぬるめがベスト

シャワーの温度も大切

抜け毛・薄毛が気になる人は、シャワーの温度にも注意が必要です。熱すぎるお湯は必要な皮脂まで落としてしまいますし、冷水では余分な皮脂が落とし切れず、頭皮トラブルにつながる場合があります。頭皮の炎症は髪の成長を妨げるため、適切な温度のお湯でしっかり洗うことが大切です。

シャワーの温度は少しぬるいと感じる38度がベストだといわれています。この温度であれば頭皮への刺激が少なく、必要な皮脂を残しながら不要な汚れを落としてくれます。

頭皮が脂っぽいと感じている人は、少し高めの38~39度に設定するといいでしょう。反対に乾燥が気になる人は、37度に設定するようにしてください。

洗髪のしすぎも抜け毛・薄毛の原因に

シャンプーは1日1回までに

オイリー肌の人や汗をかきやすい夏場は、1日に何度もシャンプーしているという人もいるのではないでしょうか。

しかし、シャンプーのしすぎは必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮のトラブルを引き起こしやすくなります。また、1日に何度もドライヤーの風を当てることで、髪のダメージにもつながります。

抜け毛・薄毛が気になる人は、シャンプーの回数を1日1回に抑えましょう。

シャンプーをするタイミングは夜がおすすめ

朝シャンという言葉がある通り、朝にシャンプーをしている人も少なくありません。しかし、抜け毛・薄毛対策を行うならば、シャンプーをするタイミングは夜がおすすめです。

朝のシャンプーで皮脂を落としてから外出すると、皮脂の量が少ない分、頭皮が紫外線によるダメージを受けやすくなります。さらに、朝は体温が低く汚れが落ちにくいというデメリットもあります。

また、髪の成長にも大きく関わる「成長ホルモン」は、眠っている間に多く分泌されます。健康な髪を育てるためには、この時間帯にしっかり髪に栄養を届けることが大切です。

寝る前に頭皮の余分な汚れを落とし、毛穴詰まりを解消することで、髪に栄養が届きやすくなります。そのため、抜け毛・薄毛が気になる人は夜にシャンプーをすることをおすすめします。

正しいシャンプー方法で抜け毛・薄毛を予防

正しいシャンプー方法を身に付けて抜け毛・薄毛予防

髪のボリュームが気になる女性の中には、抜け毛が気になってシャンプーが憂鬱だと感じている人もいるかもしれません。しかし正しい洗髪方法を身に付ければ、髪や頭皮を清潔に保つことができ、抜け毛・薄毛の改善も期待できます。

シャンプーの前にはブラッシングや予備洗いといった下準備を行い、効果を高めましょう。頭皮の血行を促進する頭皮マッサージや、余分な皮脂を浮かび上がらせるオイルクレンジングもおすすめです。

また、更年期以降になると女性ホルモン・エストロゲンの分泌量が減少し、抜け毛や薄毛が起こりやすくなります。ホルモンバランスを整えるためには、毎日のシャンプーに加えて生活習慣の見直しも大切です。

髪の成長に欠かせないたんぱく質やミネラル、エストロゲンに似た働きをするエクオールなどをしっかり摂り、髪と頭皮を健康に保ちましょう。