20代から始めるエクオールサプリケア | うららかリズム

20代から始めるエクオールサプリケア

更年期症状に効果があると言われている「エクオール」ですが、20代の若い方には耳なじみのない言葉かもしれません。このエクオールという成分は、PMS(月経前症候群)とPMDD(月経前不快気分障害)対策、美肌対策としても注目されている成分です。

今回は20代から始めるエクオールのサプリメントケアについて紹介します。

PMS・PMDD対策として注目されているワケは?

エクオールサプリで効果が出る人とでない人の“差”

生理前の女性に起こりやすいPMS(月経前症候群)は、女性にとってはとても不快で日常生活にも支障をきたすことも少なくありません。

PMSの主な症状は下記が挙げられます。

・下腹部の痛みや膨満感
・胸の張り
・頭痛、めまい
・にきびや吹き出物などの肌トラブル
・肩こり
・食欲増加
・イライラ
・睡眠障害
・無気力感
・情緒不安定

PMSは20~30代の女性に多く、生理周期も卵巣機能も正常な人に起こりやすくなります。そして、このPMSの症状の内、精神的な症状(イライラするなど)が悪化して生活に支障をきたすような症状がPMDD(月経前不快気分障害)と呼ばれます。

PMS・PMDDが起こる原因は、まだ判明されていません。ですが、生理前に増加する女性ホルモンである黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響や卵胞ホルモン(エストロゲン)のバランスの変化が原因ではないかと言われています。
この卵胞ホルモン(エストロゲン)と似た働きをする成分に大豆イソフラボンがあります。 大豆イソフラボンのある成分が腸内細菌によって変換されることで「エクオール」が生まれます。

つまり、卵胞ホルモン(エストロゲン)と似た働きをする「エクオール」を摂取することで女性ホルモンのバランスの乱れが改善され、PMS・PMDD対策として注目されています。

また、PMS・PMDDで治療を受けている女性と治療を受けていない女性を調べたところ、治療を受けている女性は体内でのエクオール生産者率が低く、エクオールが体内で作れないエクオール非生産者は生産者に比べ、PMS・PMDDのリスクが高かったという結果がでています。
この結果をみても、PMS・PMDDに悩んでいる方は、積極的に大豆製品を摂取した方がいいことが分かります。

20代からエクオールサプリメントを飲んでも問題ない?

エクオールが作れない人は作れるようになるの?

日本人女性の2人に1人がエクオールが作れません。 エクオールを作れない場合はサプリメントで補うしかありませんが、 20代の内からサプリメントを服用してもいいのでしょうか。

まずエクオールを飲む必要があるべき人は 女性ホルモンの働きが悪くなることが原因で体の不調を感じる方です。

エクオールは女性ホルモンに似た働きをすることから、 低下した女性ホルモンの代わりとして摂っていただきます。

20代~30代は基本的に女性ホルモンの分泌には問題がないため、 無理してエクオールを摂取する必要はありません。 ですが、健康状態によりホルモンのバランスが崩れることがあります。 若い女性でPMSのリスクが高いのは、エクオールを作れない女性だとの結果もでています。 また、出産を経験すると20代であってもホルモンのバランスが変わることもあります。

そのため、生理不順やPMSなどの女性特有の症状でお悩みの方は20代であってもエクオールサプリメントを摂取するといいかもしれません。

若年性更年期障害にも注目されている

若年性更年期というと、30代女性に多いとされていましたが、 最近では20代の若い女性でも更年期のような症状に悩んでいる方が増えています。

若いうちから更年期と同じような症状がでる原因として下記が挙げられます。

・ストレス
・食生活の乱れ
・睡眠障害
・過度の飲酒
・過度なダイエット

ダイエットに対する意識が強すぎて食事のバランスが悪くなったり、 仕事のストレスからお酒を飲みすぎてしまったり、 また仕事やプライベートでもストレスを抱えやすい方は注意が必要です。 ですが、現代社会でこれらをクリアにできることの方が難しいかもしれません。 若年性更年期が20代に増えた原因は、今の世の中の仕組みにもあるかもしれません。

若年性更年期もホルモンバランスの乱れからくるものですので、 エクオールが注目されています。

基本的にエクオールの摂取は20代から始める必要はないですが、 上記で記載した悩みがある人は、エクオールサプリの摂取も考えてみてもいいかもしれませんね。